つくば市上郷にある「金村別雷神社(かなむらわけいかづちじんじゃ)」に初詣に行ってきました。
年明けから少し体調を崩してしまい、遅くなりました。
この辺りでは昔から「雷神様(らいじんさま)」と呼ばれ親しまれています。
雷神様について、亡くなった祖父に聞いた昔話を思い出しました。
戦前、つまり80年以上前、まだ自動車なんて走っていない頃の話です。
雷神様のお祭りの日には、常総市(旧石下町)から、みんなが列をなして歩いて行ったそうです。
たとえ雷神様の場所を知らなくても、その大行列についていけば雷神様に到着できるというほど、たくさんの人が雷神様を目指して歩いたそうです。
雷神様は水の神様ですので、農家さんが多かった石下町では雷神様を信仰して雨が降り、豊作になるように願ったそうです。
またお祭りの日はお店などがたくさん出ていて、大変にぎわっていたようです。
昔は平塚製麺所でも麺の他にお米や野菜を作り、農家もしており、また、蚕(かいこ)を飼ったり、牛や豚やニワトリも飼育していました。
どこの家でもそうだったようです。
祖父も若いころ列に加わり、お参りに行ったようです。
今年もよろしくお願いします。