ここ最近、読んでいる2冊。
マルクス・アウレリウスの自省録(じせいろく)、
奴隷の哲学者・エピクテトスの人生の授業(提要を分かりやすく教えてくれる)。
内容をすべて説明するのは難しいので、本書の中から、わたしの心に響いた言葉をすこし紹介します。
■自省録から
”今すぐにも人生を去って行くことのできる者のごとくあらゆることをおこない、話し、考えること”
”宇宙即変化。人生即主観”
”あたかも一万年も生きるように行動するな。不可避のものが君の上にかかっている。
生きているうちに、許されている間に、善き人たれ”
自省録については、古典ということで、難しい漢字があり、
恥ずかしながら読めない文字もあり、言い回しも独特で、
初めて読んだときは3割くらいしか理解できませんでしたが、
3回くらい読み込むと、かなり理解できるようになりました。
■エピクテトスから
”「我々次第でないもの」を軽くみることである”
”病気や死や貧乏を避けるならば、君は不幸になるだろう”
”君ができること、まさにそのことに励めばよい”
エピクテトスの人生の授業は、とても分かりやすい本になっています。
■2冊とも人生の現実がはっきりと書かれていますので、とても勉強になります。
ちょっと難しいけど、自省録はこれからも読み続けると思います。
あと、個人的にはカール・ヒルティの幸福論(第一部)もおすすめ。
「仕事があるということは幸せなんだ」と分からせてくれます。
内容をすぐに要点だけ知りたい方は、
Youtubeの”アバタロー”さんのチャンネルで説明してくれています。
私もそちらから、本に辿り着いたもので。
人生に対する、向き合い方が変わります。