「黄色い中華麺=たまご麺」であると一般的に言われているのですが、実のところは正解でもあり不正解でもあります。
どうゆうことかと申しますと、卵を小麦粉に入れて麺を作っても黄色い麺にはなりません。
見た目は白い麺になります。
黄色い麺を作るには、クチナシの天然色素やビタミンB2などの色粉(いろこ)を使い麺に色を付けています。
こうして見た目の色を補っています。
ですので、卵が入っているから黄色い麺になるわけではないのです。
逆に言えば白い麺でも、たまご麺の場合がありますので見た目だけでは判断できません。
黄色い麺でも卵が入っていない場合もあります。
ただし麺の香りや食べた時の感じで、卵が入っているかどうかは判断できると思います。
色つながりでお話させていただくと、「かんすい」を小麦粉に入れて練ると生地が黄色化すると言われていますが、実際にはほんの少しだけ黄ばむ(クリーム色、小麦粉の種類による)くらいで、見た目は白い麺になります。